2007年1月14日から25日の12日間
旅をした夫さんのインド旅行記です







ようやく前正覚山に着くと、そこは乞食の溜まり場!!(この言い方はかなり差別的だが・・・)だった。
坂の上には、
仏陀が6年間修行した祠がある。
仏陀は苦行の末、ふらふらになって山を降りた。そして木の神様の言葉に従ってスジャータ村 (セーナー村)にいるこころの美しい娘が差し出すものを口に入れた。
俺たち(※ルシアン注 夫さんと案内人のおじさんたち)がバイクで来た道をスジャータ村 (セーナー村)まで行き、娘が捧げた乳粥を食べ、生気を取り戻した
仏陀は、苦行では悟りは得られないことがわかり、そこで六日間瞑想し悟りを開いた。
修行中は絶対に捧げ物を食べてはいけなかったので、
仏陀と共に苦行してきた連中は「
仏陀は堕落した」として、ここで仏陀を見捨てたという。
仏陀が六年間、骨と皮になるまで食を絶ち修行したこの洞穴に入ると、ロウソクの燃える匂いと生暖かな洞窟特有のどんよりとした空気に包まれる。
奥に安置された黄金の仏陀像を守るようにひとりの修行者が仏陀に寄り添うように座っている。仏陀像の右には2体のヒンズー教の神様が奉られている。
暗闇にロウソクの灯りだけがぼんやりと仏陀を照らし、2500年の時を隔てこの空間にいることを一瞬忘れてしまう。このまま寝転がってしまえば、 夢の中で仏陀に会えるような、そんな気がしてくる。
洞窟を出ると、眼前に
インドの乾いた大地が広がっていた。
(ルシアン記)細々と連載しております夫さんの
インド旅日記ですが「
インド旅日記を楽しみにしています」と拍手コメントをよくいただきます、ありがとうございます。意外な反応に
(本人曰く「誰も興味を持たないかも」とのこと)夫さんも喜んでおります。
骨皮筋右衛門の仏陀像にも驚きましたが、何よりも像の下にある鍵が取り付けられたDONATION BOX(募金箱)@@に目がいってしまいました、清濁併せ呑むというか・・・さぞかし沢山の募金が集まることでしょう(笑)
to be continued・・・
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