Sponsored Link 旅をした夫さんのインド旅行記です ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() そこまでして撮る必要はないので、そばの藁束の上で寝ている男性に撮っていいかと聞くと構わないというのでさっと1枚写す。水道も電気もない生活、撮られて嬉しいはずもない・・・ インドの写真は難しい。日本を発つ前に、きっとたくさんの写真を撮るだろうと 60Gのストレージを持っていくか、CFを余分に持っていくか悩んだ。 ましてや RAW撮影が基本なのでCF5Gを持って行っても足りないと(撮影枚数:500枚程度)思っていた。 ところが、インドに着いたら撮れないのだ。彼らにカメラを向けることが出来ない。 体を使って毎日生きている彼らに(ぼったくってやろうと思っている連中もそうだが)つまりは貧しさの中にいる彼らにカメラを向けられないのだ。 カメラを向けても、彼らは「俺を撮れ!」と言うかもしれないし、金を要求するかもしれない。でもやはり向けられなかった。多くのインド人はきっとじっとカメラを見て写真の中におさまってくれるだろう。 しかしこのような貧困とは縁のないお前が(彼らにとっては)高級なカメラをぶら下げて何を撮るつもりなのか、撮ってどうするんだ、ひとの苦しい暮らしぶりを撮って自慢するのかと、もうひとりの自分が問う。 無知な俺は答えを持っていなかったが、それほど厚顔でもなかった。だから撮れなかった。無論、隠し撮りをする気もなかった。結局すべてRAWで撮影しても350枚・4Gで済んでしまった。 巨大なキャノンの望遠レンズを構え、またコンパクトカメラを巡礼者の鼻先に突きつけて 撮影している韓国の観光客や欧米人を数多く見た。やはりやるせない気持ちだ。 まぁ所詮、同類なのだが・・・ (今度インドに行ったら、もっと堂々と「貴方を写していいですか」と言えるような気がしている。それは好奇心でなく、いつのまにかインドを好きになってしまった自分がいるからだ。あっこれは禁句だった!) このスジャータ村の入り口には小さな学校があって多くの子供たちが学んでいた。 俺が行くと全員起立して迎えてくれた。若い男の先生が説明してくれ、最後に「寄付を」のような話になりしらけて出てしまった(しらけちゃいけないが) だってスジャータ村は世界中から観光客は来るし、ブッダガヤには全世界の仏教徒から寄付は集まるし、インドの中では 異例に恵まれた地域だってガイドブックに書いてあるじゃん!と、自分をごまかす。 さて、スジャータ村まで案内してくれたこの連中も、俺からなんとか金を引き出したくて うずうずしているのがよくわかる。昼飯後、近くの名所をバイクで巡る『ブッダガヤ バイクツアー』なるものを仕立てることにした。 (昼食は俺のおごり、スジャータ村へのガイド料だ。 と言っても、テントのレストランで関西風お好み焼きと焼きそば、コーラで、3人合計140Rだったが) 「100Rならいいよ!」と言ったら、「ガソリン代にしかならない」と泣くので400Rにして前金で200Rを渡した。バイクはホンダの125ccに3人乗り。 俺は前後を土産物屋に挟まれ、いまいち感触がよろしくない。目的地は仏陀が6年間修行したという前正覚山と仏陀にスジャータ村に行けと言った大きな菩提樹(木の神様)そして頭が良くなる木(よくわからん)の3点ツアーだ。 バイクは3名を乗せトコトコと走り出す。幹線道路を外れそれこそ道なき道の砂地を進む。小さな村が現れ、小川を越え、でっかい木(木の神様)の横を 通り、また砂地を走ると小さな貧しい村に入る。 赤茶けた土塀と藁の屋根、インドの激しい太陽にさらされてきた美しさだ!なんて感激していたらバイクがパンクしちまった!!まだ前正覚山まで道半ば。どーするんだよ、こんなとこでパンクして!へっ押すしかないってか!! インドのどこだかしらない荒野をとぼとぼとバイクを押して行くと、斜め前から道もないのに 頭になんか乗っけたサリーを着た女の人がやってくる。 砂漠で道を間違えずに歩いている地元のひとがいるが、標識がないと迷子になるようなやわな奴はここにはいないのだ。 過去記事は ↓ 記事下 Related Articleよりご覧くださいませ ![]() Monochrome Etudeの過去画像をモノクロ加工して更新中です 写真加工をしながら過去と現在を行ったり来たり 遠い過去の想い出と心境を少しだけ綴っています 別館のモノクロ写真館は↓薔薇の画像からどうぞ ![]() ![]() ![]() ご覧いただきましてありがとうございます 拍手はStardust ↓ 下の画像からどうぞ 毎回沢山の拍手を戴き感謝申し上げます 現在コメント欄を閉じておりますので 一言・管理人への連絡等ございましたら ↑ 拍手コメントをご利用くださいませ 日々心温まる拍手コメントを戴きながら お返事が出来なくて申し訳ございません 戴きました拍手コメントにつきましては うれしく拝読させていただいております また日々更新の励みにもなっております ☆ちょっこっと寄り道してゆきませんか☆ 寄り道ほっとひと時はこちらからどうぞ ♪ ![]() ![]() ![]() 関連・最近記事は ↓ からご覧くださいませ
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Author: ルシアン (瑠紫闇) ![]() ![]() ![]() ![]() 2011 ハンガリー・ブダペスト 聖イシュトバン大聖堂前にて ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() 宜しかったら遊んでいって下さいませ ↓ Welcomeよりどうぞ ♪ ![]()
![]() 初代 二代目 三代目のポメラニアンは 随分前に虹の橋へ旅立ってゆきました 現在四代目になるポメラニアンず6頭 家族に迎えた順番に紹介しま~す ♪ ![]() ![]() 出生地 秋田県大館市 女王様 全員に愛の鞭を振るいます びしっ カラー ホワイト ![]() ![]() 出生地 愛知県豊川市 男の子 ちょっと気弱な優しいおのこちゃん カラー オレンジ ![]() ![]() 出生地 香川県高松市 男の子 静かなる哲学者は常に思索中? カラー ホワイト ![]() ![]() 出生地 大阪府八尾市 女の子 小さなお姫様は頭脳明晰なのです カラー ホワイト ![]() ![]() 出生地 三重県伊賀市 女の子 まだまだ甘えたのビビりっ子さん カラー パーティ ![]() ![]() 出生地 岡山県津山市 女の子 元JKCチャンピオンは人が大好き カラー ブラックタン 2017.6.18 虹の橋へ旅立ちました ![]() 時々ワンコたちも出没します♪
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![]() 画像をクリックしてご覧くださいませ ![]() ![]() ノルウェー旅行記 トロムソ編 ![]() ![]() 静岡市葵区城北公園にて撮影 ![]() ![]() 京都旅行 2016.12.31知恩院 ![]() ![]() 静岡市葵区麻機遊水池にて撮影
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