





2006.5.8 静岡市駿河区 某透析病院前にて撮影
2006年5月
私の母は人工透析を週3回受けていました
母にとって透析は耐え難いものであったらしく
「行きたくないっ」と駄々をこねることが
しばしばありました
この日も「行きたくない」という母を
やっとなだめて支度をし会社を休み
透析病院まで付き添いました
透析は朝の9時過ぎから3時間程かかり
その後病院でお昼を頂いて帰宅します
暫くは透析機器に囲まれた狭い空間で
母に付き添っていましたが
そのうち母が寝入り私は病院を後にしました・・・
不思議なものですね
写真を見ていますと15年近く前の
あの日の記憶が蘇ります
遥か忘却の彼方へと消えた記憶の断片です
この日から5か月後の2006年10月7日
母は静かに息を引き取りました本日はブログをお休みする予定でした。それが何故か昨夜、亡き母の夢を見まして・・・ここ暫く私の夢の中に母が登場することはなかったのですが、不肖の娘を心配したのでしょうか(母は心配性でしたので 苦笑)
以前この写真はアルバムにしていたのですが、yahooのHPサービス終了に伴いアルバムは消えてしまいました。今朝、コンパクトハードディスクの中を探しましたら、なんとリサイズする前の写真が見つかりました、吃驚です。
というのも2005年~2007年当時の古い写真はほとんどがリサイズした状態(720×540または640×480ピクセル)で保存されているからです。この日の写真だけがどういうわけか原寸大で残っていました。
雨の中「あ~あ」という気持ちで撮影したのでしょうか(笑)あの頃は介護生活も仕事もちょっと行き詰まり状態・・・疲れていました。でも母は生きていたのですよねえ(sigh)枚数も少なく稚拙な写真ばかりですが想い出深い写真たちです・・・