句集「寒昴」より

が ら ん ど う の 大 庫 裡 寒 し 梅 の 花 順




2019.1.28 静岡市駿河区青木 渭川寺(いせんじ)にて撮影
義母の俳句と私の写真の
コラボレーションです
渭川寺の残りの写真に
義母の俳句を・・・
がらんどうの大庫裡
義母は何処でこの句を詠んだのだろう
折に触れ句集「寒昴」を開き
義母との日々を想い出しています 「寒昴」は今は亡き義母が自費出版した句集です。
「すばる星は、清少納言の枕草子にも書かれております。冬の夜空に静かに横たわっている姿は、いただきし命大事にして、やがて人生終焉の時はかくありたいという願いでもあります・・・」(句集のあとがきより)
長い間高校の国語教師として古典を教えていた義母は、定年退職後
俳句を始めましたが、言葉に対する意識が高く句集を開きながらこれってどう読むの?(ルビ振ってくれー 汗)という句も結構あります。
日本語能力の低い私には難しすぎて???の句もありますが、中にはぱっと心に飛び込んでくる句や何度も噛み締めていると味が出てくるような句もあり、句集を手元に置いて折に触れ開いています。
義母の
俳句と私の写真をコラボしたいという思いは随分前からありましたが、なかなか形になりませんでした。必ずしも詠んでいる句と同じ季節や場所で写真を撮っているわけではありませんから。
自分が撮った写真を見ながら義母の句集を開き、まあなんとなくこんな雰囲気かなあという感じで更新しています。折角の義母の句のイメージをせめて壊さない様にとは思っていますが・・・