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2020.07.18
インド旅日記・・・「まったく疲れたぜ、インド!!」 ヴァーラーナシーを去る日
2007年1月14日から25日の12日間

旅をした夫さんのインド旅行記です


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※(ルシアン記)夫さんのインド旅日記、6月12日の更新以来、1か月以上が空いてしまいました。暑い時に暑い国の更新はさらに暑くなりそうですが・・・今回は写真の枚数が多くまた旅日記も長文になってしまいました、すみません。





ヴァーラーナシーを去る日

一度部屋に戻り、もう一度時刻表を見て明日の列車の予約のために駅に向かう。

1回乗るたびに予約が必要でなかなかタイヘン(もちろん予定がしっかりしていれば、 何枚でも数日先のチケットを購入することはできるが)ゴードウリャーで良さげなサイクルリキシャを拾い、駅に向かう。

サイクルリキシャのおっちゃんと話すうちに、駅で予約後にサールナートまで行ってもらうことにした。昨日も日本人と韓国人の女の子二人をサールナート観光に連れて行ったとか。おっちゃんにもいい稼ぎなのだろう。

急に張り切り出して駅を通り過ぎてサールナートへ行こうとするので慌ててUターン。

今のインドは韓国人がめちゃくちゃ多い。 若い学生風でなんとなく日本人学生と違う・・・うぶいのだ。そして、やはり集団だ。 その昔、インドは欧米のヒッピーの聖地だった時代があった。その後、日本人に変わり、いまは韓国人だ。

豊かになり、既成のものに飽き足りなくなるとインドに来るのだろう。まぁそれを飲み込ん できたインドもすごいねぇ。でも日本人がいない。

駅のツーリストオフィスで順番を待っているとすっごい可愛い韓国の女の子が2人入ってきた。オフィスに華が咲いたようだ。韓国女優が日本でも騒がれて久しいが(興味もなかったが)ホンマ可愛いかった(何で急に関西弁や!)

日本のオヤジの俺が取り乱してもしゃーないが、オフィスにいたうぶ韓国学生連は、チラチラもうタイヘン! しっかりしろよ!と思っている間に俺の番になった。

まずいっ!明日のガヤ行が満員だとか・・・うーーん、すぐに代案を考えないと・・・明後日では遅すぎるし、しかたなく今日の午後4時30分発にする。正直ヴァーラーナシーは名残惜しいが、 いずれにしても後1日いてもこの気持ちは同じだ。

いつになるかわからないが次回ゆっくり来よう。まぁあと百年は変わらないだろうし、まず世界遺産になることはないだろう(笑)すっかり時間がかかってしまいサイクルリキシャのおっちゃんはもういなかった。

サルナート観光もおじゃんだから、その方が迷惑かけずに良かった。彼らも生活かかっているからのんびり待ってもいられないのだ。いまはお昼前だ、 ホテルのチェックアウトが12時だから急がないと・・・。

12時を過ぎて1泊料金とられても80R(240円)なのだが(爆)ゴードウリャー行きのオートリキシャに相乗りしてホテルに戻る。

すぐに荷物を詰めて1階のカウンターに行くがマネージャーがいない。このひと、いない時の方が多いのだ。しかたがないので南京錠を机の上に置いてホテルを出る。デポジットで20R渡してあるが諦めた(爆)

また駅だ!まったく何回往復すりゃいいんだ!と、今度は、足の強そうな若いサイクルリクシャを拾う。俺のカメラを見て値段を聞いてくる。なるべくカメラは見せないように旅して来たが、見つかっちゃったからには・・・

わざと安めに100$と行ったが、当然彼に取っては天文学的な数字だ。奴は首を振ってまたペダルを漕ぎ出した。途中が渋滞(いつも渋滞とも言えるが)だったので、脇道を通って少し遠回りして駅へ。

駅が見え始めると「20$!」と突然言い出す。「なに言ってんだ!20Rだ!」とやり返す。渋滞で今日はビッグジョブだ!だと。 ふざけんな!と、内心カメラの価格を聞いて20$くらい払え!と言っているのだと思った。

駅前で降りるとそこは進入禁止地帯、すぐにおまわりが来て追い立てを食らってしまい、俺に20$要求する間もなく帰って行った。まぁ奴にしてみれば客みてふっかけただけなのだろうが、ちょいと複雑な気持ちだった。

インドの鉄道の難しさは、1に予約、2に入線ホーム、3に車両番号の確認だ。それも遅れた日にぁ何がなんだかさっぱりわからない。駅員はアナウンスをよく聞けと言うが、お前らの早口で訛りの酷いインド英語がわかるんなら苦労せんわい。

とにかく普通に困るのは、まず何番線に目的の列車が来るのかがわからないことだ。ヴァーラーナシーは電光掲示板があるので助かるが、4時になっても何番線に来るのか出ない。

電光掲示板はホームの外にあるので中に入るとまったくわからないのだ。 刻々と入線時間は迫る。仕方ない中に入ろうと、ホームへのゲートに入ろうとすると、駅員らしきひとに止められる(時間がない!)

理由を聞くと俺のチケットは予約待ち3番目のチケットだからツーリストオフィスで予約の確認(リコンフォーム)しろ、ということらしい。 いまからツーリストオフィスで順番を待っていたら列車は来てしまう。

事情を話すと今度は向かいの一般の窓口に行けと言う。焦りながらインド人 (当たり前か!)がわんさか群がっている窓口にインド人のように (失礼!)割り込み、リコンフォームしてくれーと叫びながら小さな窓に切符をねじ込むと

やっと(A52/9) の席/車両番号を書き込んでくれた。これをまたゲートの駅員らしき若い男に見せると、おお取れたか!と言った表情で通してくれた。

うーーん、 インドって、狡すからかったり、親切だったり、事務的だったり、 ルーズだったり・・・なんとも不思議。

結局、入線ホームもわからず、通路に座り込んでいるひと(そんなひとばかりだが)にガヤ行きのホームを聞きくと、 ここだ!ここだ!とみんなに教えられ、迷子になることもなかった。ほっとしていると列車は2時間遅れであった(爆)

そんなアセアセ男を、ホームにいた巡礼おばさんを連れて来た田舎のインテリ、世話焼きおじさんが親切にしてくれた。ここはヴァーラーナシー、 インド中から巡礼がやってくる。ホームはその人たちでいっぱいだ。

彼ら、彼女らの身なりは貧しく貧相だったが、やさしかった。普段は無表情な顔をしているのでインド人は笑わないのかと思ったが、少し親しく なると表情を和らげてくれる。その表情がいいのだ。飾らない表情なのだ。

俺たちが忘れてしまった無防備な笑顔なのだ。いつかあなたたちの笑顔を撮りたいと心の中で思った・・・



to be continued・・・


過去記事は ↓ 記事下

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凍えるような北極圏の街ノルウェー・トロムソにいたかと思えば、次はこれでもかの世界遺産の国イタリア、そして何だかわけわからんの混沌とした世界インドとめまぐるしく変わる記事ですが・・・ほとんど管理人の気分次第で更新しております。

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2020.06.12
インド旅日記・・・「まったく疲れたぜ、インド!!」 ヴァーラーナシーに滞在 その10
2007年1月14日から25日の12日間

旅をした夫さんのインド旅行記です


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※(ルシアン記)前々回、秋野不矩(あきのふく)氏が描いたガンガーについて少し触れましたが、この絵は浜松市天竜区二俣町にある浜松市秋野不矩美術館で見ることが出来ます。ただ現在は館内設備等の更新工事のため休館中です。

営業再開は7月4日(土曜日)からだそうです。もう随分前に2度ほど訪れましたが、確か館内は靴を脱いであがり、広い床張りの部屋で秋野不矩氏の力強い日本画を見た記憶があります。時間を忘れてゆっくり寛げる美術館でした・・・





ヴァーラーナシーに滞在 その10

〔RAJA GHAT〕これがガート側からのクミコハウスへの入り口。ガートにはこのように河岸から住居、ホテルがある迷路の通りまで少し上ることになる。雨季はガンジス河の川幅は もっとずっと広く、深くなるのでそのためだろう。

階段は高さがあり急だからタイヘン。地元の連中は足が長いし(背は高くないが)歩き慣れていてすいすい登るが、俺は上の方で息が弾む。インドの連中は縦長の筋肉で均整が取れている者が多い。インドでは太っている奴は金持ちだけとも言うが。

階段に座りながらガンジス河を見ていると昨日会った子供の物売りが来た。何してるの? とか、いつまでいるの?など聞かれるとなんかヴァーラーナシーを離れるのが淋しくなる。インドで嬉しいのは差別的な扱いを受けなかったことだ。

まぁ白人社会じゃないし、 白人から虐げられてきた歴史もあるが、東洋人は結構軽く扱われたりするものだ (ネパーリーやチベッタンは知らないが) また外国のツーリストと見るとジロジロ見るどこかの閉鎖された国とも違い、

インド人と遣り合っても、鉄道の窓口で押し合っても平等に不当な扱いを受ける(爆)そういう意味では、国内の貧富の差や階級の差自体が不当であって、 ツーリストやら外人云々など、次元の違う話なのかも知れない。

物売りの子にいつもポケットに忍ばせている飴をあげると黙って食べながらまたどこかに行った。これが彼の人生なのだが、やはり・・・日本の子供たちとの環境の差を感じざるを得ない。

まぁこれも勝手な旅行者の感傷だが・・・(それで終わらせるのか!)








その日に聴いた音楽夜話「夜想曲」

The Phantom of the Opera

「劇団四季」の『オペラ座の怪人』

ファントム役の高井治さんについて

久し振りに暑苦し~く語りました

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2020.06.06
インド旅日記・・・「まったく疲れたぜ、インド!!」 ヴァーラーナシーに滞在 その9
2007年1月14日から25日の12日間を

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※(ルシアン記)3週間ぶりの夫さんのインド放浪記です。ノートPCが復旧してやっと更新出来るようになりました(笑)あ、でも今後は大丈夫です、ノートPCに保存してあった写真類は全てコンパクトハードディスクにコピーしましたから。





ヴァーラーナシーに滞在 その9

ぶらぶらとガートを歩いていると、少し高くなった化粧台で瞑想をしている男がいた。 茶のショールを羽織り、いかにもヴァーラーナシー風で格好良かった。後ろ格好が少し意固地になってるように(笑)感じつい化粧台の上まで行ってしまった。

ひとが近づいたことに気がつき、こちらを見た横顔はなんと日本人だった。まぁどんな気持ちでこのヴァーラーナシーで生きているかは知らないが、夜明けのガンガーで瞑想したらどんなに気持ちがいいだろうと。

早速、俺もニワカ修行者になり、下の化粧台で座禅をしたのであった(爆)




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2020.05.15
インド旅日記・・・「まったく疲れたぜ、インド!!」 ヴァーラーナシーに滞在 その8
2007年1月14日から25日の12日間を

旅した夫さんのインド旅行記です


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※(ルシアン記)夫さんの旅行記は縦サイズの写真が多くて(あせっ)スクロールが大変でしたよね、すみません。ところで以前も書きましたが、私の中のガンジス川のイメージは相変わらず秋野不矩氏が描く黄土色のガンガーなのです。

あの荒々しく描かれていた濁流は何処へ?というほど穏やかなガンジス川があり、やはり一度は見に行くべきか・・・なあんてそれは絶対ないない(笑)変なところが潔癖症な私にはこの混沌の世界は耐えられない、きっと気が狂います(爆)





ヴァーラーナシーに滞在 その8

人々が沐浴をしているのをガートの上から新聞を読むふりをしながら盗み見している奴がいる。どうも奴の眼が新聞にいっていないので注意深く見ると、 ガートで沐浴のために着替えている女の人を盗み見しているのだ。

だからと言って、下のガートにいるのが妙齢なご婦人かというと「インドの母」なのだが(爆)婚姻もまだ家同士が決めると言うしきたりのインドである。ご禁制が厳しければ厳しいほど燃えるのが男である。

それともこの際なんでもいいのか!(爆) 勝手な推論だが、インドで急速にインターネットが普及している原因は、この抑圧された妄想の解放が動機じゃないかと思っているが、どんなもんだろう。

そうは言ってもやはり人間の営みがここにある。解脱を願う傍らで「神様買う?」と 商売し、花売り娘は今日の1日の稼ぎに余念がないのである。

夜明けのガンガーはやはり格別である。チャイを飲みながら飽きずに眺めていると、ガートの上の方から貧しい身なりの一団が降りて来た。中ほどには足の弱った老人がいて、彼を庇うようにその息子であろう男が手を貸しゆっくりと下ってきた。

わたしの横を通ったとき、老人と目が合い、わたしはとっさに手を合わせ「ナマスティ」と挨拶をした。老人は細い手を合わせて挨拶を返してくれた。すると、次々にその1団はわたしに手を合わせるではないか。

東洋の見知らぬ観光客に、彼らは同じ聖地にいるものとして挨拶を返してきたのだ。脈々と続く、この祈りの風景に圧倒的な存在感を感じながら、なにか言い知れぬ思いに包まれていた・・・



コメントについて お礼とお詫び

現在こちらと別館Monochromeはコメント欄を閉じさせていただいております。どちらも毎回拍手コメント欄に沢山のコメントをいただき大変嬉しく思っておりますが、コメント返しは遠慮させていただいております。

義理でコメント返しと言うのは私の性分に合いませんので、コメントは(ほとんどが拍手コメントですが)書きたい時に書かせていただいております。従って返信を期待しているものではない事をご了承いただきたく思います。

また私が書かせていただいたコメントが不適切だったり迷惑なこともあろうかと思いますが、そういう時はスルーしてくださいませ。無理して返信をして皆さまのご負担になりませぬよう、よろしくお願い申し上げます。






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2020.05.02
インド旅日記・・・「まったく疲れたぜ、インド!!」 ヴァーラーナシーに滞在 その7
2007年1月14日から25日の12日間を旅した夫さんのインド旅行記です


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※(ルシアン記)またまた3週間ぶりになってしまった夫さんのインド旅日記です。雑踏の中で瞑想する男性、私でしたら見過ごしていただろうと思います・・・今回から画像サイズを少し大きくしています、詳細は旅日記の後で。






ヴァーラーナシーに滞在 その7

日の出前のガートでは、花売りの少女が大きなお盆に黄色い花と小さなローソクを紙の皿に乗せて売っている。このローソクに火を点し紙の皿をガンジス河に流し冥福を祈るのだ。すでに暗いガンジス河にいくつものローソクが流れている。

ちょいと精霊流しのような風情で感傷的になっていると、かわいい女の子がやって 来て俺を水辺に誘う。さっとろうそくに火を点けて流せと言う。「いくらだ?」と訊くと「あなたの気持ち次第よ」と言う。

しまった!この言葉に気を許してしまった(笑) 1個流してから「家族の分まで流せ」ときた! 可愛い顔して、この~!「俺は仏教徒だから」「No problem!」「家族はいない」「No problem!」まったく商売慣れしてる。

しかたなく1個分として1R払おうとすると「コインはダメ」と言う。この~!(爆) 仕方なく5Rだすと「いいわ!」って感じで受け取った。それを見ていたガートで商売しているインド人が「5Rも払ったぜ!」と笑った。まったく!感傷は禁物だ。

でもまぁ、俺が流したロウソクがガンジス河をゆらゆらと流れていくのを見ながら、 どこの国に行っても死者を弔う心は変わらないのだと思った(そんなこと言ってるからボラれるの!)

薄っすらと 対岸が明けてきた。ガンジスの夜明けだ。






テンプレートのカスタマイズ

ブログ当初から写真は画像サイズを720×540ピクセルに縮小して更新してきましたので、その画像サイズに合うようにこちらのブログのテンプレートをカスタマイズしながら現在に至っております。

カスタマイズし過ぎてというか、わけわからん状態で触ってきましたので(おそらく原型を留めていないと思いますが)自分自身何処をどう弄っているのかまったくもって不明です。それ故ちょっと何かがあると本当に焦ります。

実はこちらのブログの写真を「使わせてほしい」とか「壁紙にしたい」という奇特な方々がいらっしゃいまして(本当にありがたいことだと思っております)、画像サイズをもう少し大きくしたいなあと常々思っておりました。

画像をリサイズする時には元々それほど大きなサイズでは撮影していない写真でもぐっと小さくなりますので、潰れてしまったり荒れてしまったり(汗)ただ入れモノ(テンプレート)の問題がありましたから、今まで手が出せずにいました。

で、昨日更新を休んで、ちょこっとテンプレートを弄ってみました。まず横幅を拡げ、それによって崩れたテンプレートを微調整、あまり大きな画像は縦のみではなく横にもスクロールしていただくことになりますのでこの位かなあと。

エントリー(左側の本体部分)幅が拡がったことにより、まず中央揃えしていた過去記事写真が左に寄りました、これを一括で何とかする方法はないものか、さらに今後の大きなサイズの写真がきちんと中央に収まる方法はないか・・・

CSSをあれこれ触ってみたのですが、出来ませんでした。苦肉の策を駆使して?過去写真を一括中央揃えさせようとすれば、今後の大きなサイズの写真がエントリー部分からはみ出します、実は写真のみならば問題は解決するのです。

問題は駄文、本体が拡がったことによりずるずると書く駄文がもっと横に拡がります~これを何とかできないかとあれこれやってみましたが、これも広がったまま・・・(写真を中央に揃えると駄文も中央に揃いガタガタになります)

私的には今までの写真も今後の写真もぴたっと中央に収まり、さらにその下の駄文はずるずる拡がることなく(せめて過去写真の幅くらいに収めたい)中央揃えではなく左揃えがしたいのです(inline-blockで指定しましたが駄目でした)

つまり写真は全て中央揃え、駄文は左揃えで改行等をすることなく700ピクセルくらいで(中央に)収まってほしいわけです。きっと何らかの方法があるのだと思いますが、今のところはお手上げです、そんなわけでずるずる駄文ですみません。

それからテンプレートのところどころが崩れているかと思いますが、これも折をみて少しづつ工事をしてゆくつもりです。あ、そうそう、横幅が拡がったらバランスが悪いので文字サイズを少し大きくしました。



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2020.04.10
インド旅日記・・・「まったく疲れたぜ、インド!!」 ヴァーラーナシーに滞在 その6
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※(ルシアン記)3週間ぶりの夫さんのインド旅日記です。現在インドでは3月3日以前に発給された日本人向けのビザが無効になり入国が出来なくなっています。せめて過去の写真で旅気分だけでも・・・






ヴァーラーナシーに滞在 その6

夜明け前、メインガートへ向かう。ホテルのベランダに出ても外は真っ暗だ。 迷路のような真っ暗な路地を歩くのは少し怖い。遠くからイスラムのアザーンが拡声器から聞こえてきた(クミコハウスの裏はムスリム地区だ)

行くぞ!とフラッシュライトを点けて部屋を出る。門番兼呼び込み男は門の一番近い部屋で毛布を被って寝ていた。 顔見知りになっているので「ガートに行く」と言うと、毛布から手だけを出して鍵を渡してくれた。

一歩ホテルの外に出ると緊張する。人っ子一人いないヴァーラーナシーの路地をメインガートに急ぐ。ぽつんと黄色い街頭が点いている。その黒い影に黒いノラ牛が寝ていた。黒と黒で輪郭すらわからん。

ノラ犬がノソノソとゴミを漁っている。静かな誰もいない薄暗い路地を歩きながら、 なんで俺はこんなとこを歩いているんだろう、とふと不思議な気持ちになった。

ガートに着いた。まだ薄暗いのに、すでに大勢の巡礼者が下りてきていた。







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2020.03.20
インド旅日記・・・「まったく疲れたぜ、インド!!」 ヴァーラーナシーに滞在 その5
2007年1月14日から25日の12日間を旅した夫さんのインド旅行記です


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※(ルシアン記)ただでさえ治安が良いとは言えない?インドの観光地、そこをひとりで夜歩きするなんて・・・危険極まりない行為じゃないかと思うのですが・・・(私には絶対出来ません 苦笑)






ヴァーラーナシーに滞在 その5

毎夜、ダシャーシュワメードでイベントがあると聞いたので見に行く。

すでにイベントは終わっており、夜のガートは真っ暗!当然夜のガートは危険。韓国の学生がボートで向こう岸に渡って殺されたと言う事件もあるので、 まだ賑わいのある市場を見物して帰ることにする。

「葉っぱいらない?」などと声をかけられる。 また、夜は夜の世界があるのだ。ホテルへの帰り道、クミコハウスのマネージャーとばったり会い、レストランを紹介してもらった。

ホテルに戻ると入り口にノラ牛が寝ていた。蚊取り線香を焚いた。100円ショップの蚊取り線香はやけに煙かったが、 何となく効きそうな気がして季節はずれの蚊取り線香に咽ながら寝た。







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2020.02.28
インド旅日記・・・「まったく疲れたぜ、インド!!」 ヴァーラーナシーに滞在 その4
2007年1月14日から25日の12日間を旅した夫さんのインド旅行記です


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※(ルシアン記)野良犬さん・野良牛さんに続いて今回は野生の猿さんたちが登場・・・ヒンドゥー教の一大聖地は、人間と動物たちが共存していて、動物たちにとっても住みやすい街なのでしょう。






ヴァーラーナシーに滞在 その4

歩き疲れて夕方、帰りは別の道を戻ろうとガートを上がるとそこは喧騒の街。

いきなり、オートリキシャとバイクとクラクションの洪水。 ぜんぜん方角がわからない。ここで迷ったら、永遠にホテルには戻れない。 ひょいと見ると、病院がある。ここなら(ちゃんと教えてくれるだろう)と中に入る。

ガイドブックの地図を見てもらい現在地を確認。ガートを2時間以上歩いたので、かなりの距離がある。お礼に写真を撮らせてもらい、オートリキシャでゴードウリャーまで戻る。やれやれ歩いたらえらいこった!

曲がりくねった路地には、サリー屋やレストラン、インターネット屋もある。 ひとがすれ違うのもせいぜいな路地にバイクが走り、ノラ犬が寝、ノラ牛が道を塞ぐ。

一度ノラ牛に道を塞がれたので、すれ違えばノラ犬と同じように避けるだろと思ったら、奴はノソノソと歩き、俺は壁にゴリゴリと擦りつけられたという怖い思いをしたことがあった(爆)

インド特有な香辛料と石炭と牛糞の燃える匂いが漂っている路地。ガート探検から帰るとひとりの日本人女性がいた。クミコハウスに泊まって2週間とか。 探検中も日本人と思しき女性が井戸で洗濯をしていた。

まぁそういう気にさせるところなのだ、なんか居心地がいいのだ。


to be continued・・・


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お礼

一昨日26日に更新した野鳥さん

「この子は誰でしょう」について

多くの方から「モズの女の子です」と

拍手コメントをいただきました

ありがとうございました







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2020.02.22
インド旅日記・・・「まったく疲れたぜ、インド!!」 ヴァーラーナシーに滞在 その3
2007年1月14日から25日の12日間を旅した夫さんのインド旅行記です


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※(ルシアン記)インドの写真整理をするたびに軽いカルチャーショックを受けています。聖地巡礼には行ってみたいけれど、私の場合はキリスト教の聖地巡礼かなあ・・・



to be continued・・・


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2020.02.07
インド旅日記・・・「まったく疲れたぜ、インド!!」 ヴァーラーナシーに滞在 その2
2007年1月14日から25日の12日間を旅した夫さんのインド旅行記です


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※(ルシアン記 ノラ犬さんとノラ牛さんたちが、フツーに共存していることがなんともシュールな光景だなあと(笑)ガンジス川に浮かんでいるのはゴミと共に花びらのようです・・・






ヴァーラーナシーに滞在 その2

ガートをくまなく歩いた。

火葬場では白い布に巻かれた遺体がガンジス河に浸され、焼かれていた。薪がうずたかく積まれ、中には遺体があった。 いくつも薪が積まれ濛々と白煙を上げていた。ここで焼かれ、ガンジス河に流される。

その白煙を浴びながら、火葬場の男たちは遺体が焼けるのを見守っていた。

ガートは延々と続く。

下流になると、観光客など誰もいない日常のガートの姿になる。 田舎から大挙してヴァーラーナシーに来たであろう巡礼者の一群がみんなで沐浴をしていた。

サリー売りが彼女らを相手にガートいっぱいにサリーを広げ 商売をしている。どうみても喧嘩腰だが、へりくだりの商売など日本だけだ。みな、裸足だ。

ここに来て、沐浴して、サリーを買って帰るのが一生に一度の大イベントなのだろう。中には、病気で死を待つために、この ガートで暮らしているものもいると言う。

このガートで力尽きた巡礼者を ガートの持ち主が特別に住まわせていると聞いた。それがヴァーラーナシーだ。


to be continued・・・


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※昨日は1日出掛けていたので更新をお休みしました。ログインもせずと言うかネットにすら入らない(スマホも見なかった 笑)1日でした。1週間の内1日くらいはネットから離れてみるのもよいのかもしれません。



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2020.01.31
インド旅日記・・・「まったく疲れたぜ、インド!!」 ヴァーラーナシーに滞在
2007年1月14日から25日の12日間を旅した夫さんのインド旅行記です


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※(ルシアン記)1枚目から4枚目までの写真は日本人が経営するクミコハウスというゲストハウスなのだそうですが・・・部屋の外の靴はなくなることがないのだろうか?なんていらぬ心配をしてしまいました(笑) 






ヴァーラーナシーに滞在

インドの朝は、ゆっくりと明ける。薄っすらと紅色に空を染め、大気をいっぱいに孕みゆっくりと太陽が昇る。ガンジス河で洗濯をするのはローカーストだ。

洗濯物を振り上げて叩きつけるようにして洗っている。岸辺には何百の洗濯ものが干されている。そんな風景を飽かず眺めた。

歩き疲れ、クミコハウスと言う日本人の経営するゲストハウスの前で座ってガンジス河を眺めていると、ボート漕ぎがやって来た。近くの安ペンションのオーナーがやって来る。 物売りがやってくる。

みな俺と話しながら、結局、そこでぼんやりととりとめのない話をしだす。俺はオレンジを切ってみんなに分ける。オレンジを食いながらガンジス河を見ている。その内、どっかに行ってしまった。

結局途中で声を掛けられたクミコハウスの呼び込み男に案内されて1泊80R(240円)で泊まることにした。

ガート(沐浴場)から少し入ったそのゲストハウスは、急なガートの階段を上り、ヒンズーの神様が奉ってある角を曲がり、ノラ牛が道を塞いでる路地を通った雑貨屋の奥にあった。わからん! 覚えられん!(爆)

部屋は3時にならないと電気が来ない。当然のトイレ兼用共同水シャワー。 部屋の鍵はインド式南京錠。窓は板の鎧戸、しっかり閉めないと猿が来る。

俺を連れて来た若い男はチャイをサービスに持ってきて、どっかに消えた。部屋でのんびりと荷物を開けていると、こうやって何日も何十日もヴァーラーナシーに滞在しているような気がしてくる。

さて、ヴァーラーナシー探検だ!と勢い良くホテルを飛び出し路地裏を歩き出したはいいが、 だめだ!1回ガートへ行こうと、案内された道を戻ることにした。

ヴァーラーナシーの路地は迷路だ。だが、迷ったら最後!ではない(笑)すべてガートへの道がある。ガートからホテルの道さえ覚えておけばいい、迷ったらガートへ出ればいいのだ!



to be continued・・・


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2020.01.24
インド旅日記・・・「まったく疲れたぜ、インド!!」 ダシャーシュワメードのガート
2007年1月14日から25日の12日間を旅した夫さんのインド旅行記です


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巡礼者に混じりながらガート(沐浴場)を歩く。沐浴をするひと、額に祝福の絵の具を塗る者、ガンジス河をただ眺めるもの、掃除をする女、物売りの声、何千年もの間変わらぬヴァーラーナシーの風景がここにある。

その存在の大きさがここにはある。 「ああ、ずっといたい」 と思った。

ガートはガンジス河沿いに60以上もあると言う。行く先も定めずに、左にガンジス河を見ながらガートを歩く。空と河が一体になり天空を造る。遠く対岸は不浄の地、住むものはいない広大な砂地。



to be continued・・・


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「香りを纏う シャネル N°5」

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2020.01.17
インド旅日記・・・「まったく疲れたぜ、インド!!」 ヒンズー教の聖地 ヴァーラーナシー
2007年1月14日から25日の12日間を旅した夫さんのインド旅行記です


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※(ルシアン記)ガンジス河と言えば真っ先に思い浮かぶのが、静岡県出身の女流日本画家・秋野 不矩(あきのふく)氏の黄金のガンジスを悠々と水牛が渡ってゆく「ガンガー」という絵ですが、この人の多さはどうよ(笑)






ヒンズー教の聖地 ヴァーラーナシー

朝、窓の外を流れる風景を見ながら甘い「カフェ」を飲んでいるとヴァーラーナシーへ着いた。ヒンズー教の聖地ヴァーラーナシー。 英語の読みのべナリースを日本語読みしたベナレスと言う方が俺にはしっくりくる。

インド中のヒンズー教徒が一生に1度はこのヴァーラーナシーのガート(沐浴場)で聖なる ガンガーガンジス河)で身を清め、すべての罪を許され永遠の輪廻から解脱することを願ってやってくる街。

列車を降りてホームの空を仰ぐと聖地の空にきれいな雲が輝いていた。

インドでの駅の撮影は軍事施設との意味合いから禁止されているらしいが、今の気持ちを残そうと1枚写す。聖地に来たと言うオゴソカな気持ちで改札を出ると・・・

「タクシー?!」「オートリクシャ?!」「サイクルリキシャ!」の大攻勢に合う。まぁ2500年も神様もガンガーも商売にしてきた国だ、感傷は無用!(爆)

「いくらだ!」「100R!!!」 「100R!!!」こいつら協定結んでるな!(だいたい競わせれば30%OFFにはなるのだが、さすが聖地ヴァーラーナシー手強い!)

「旦那!ガートは非常に危険だ。歩いているだけで身包み剥がれる!いいホテルを紹介するぜ!」など一斉攻撃を仕掛けてくる。一旦退却!

駅構内に戻り作戦を立て直し、また交渉。何回か交渉を重ね、悪いことに一番目つきが狡猾なサイクルリキシャ(3輪自転車)が安値を付けて来たのでそいつを選んでしまった(泣)

周りの連中は「止めとけ!こいつは途中で50Rが50$になるぜ!」と言っているが、ヤケクソで乗り込む。

駅を出てまだ数分も行かない内に、サイクルリキシャのペダルを遊ばせながら、 狡賢さを絵に描いたような顔で振り向いた奴は、「50$!ヒヒヒッ」

俺はキレた!「クソッたれ!」と聖地に不似合いな言葉を残して飛び降りた(爆) 旅慣れてくれば、駅前などで無理に乗らなくても適当に歩いていればすぐにリキシャから 声が掛かるし、その方が安い。

うまくいけば同じ方向へ行くオートリキシャに便乗、50Rが10Rで行ける。

まぁその場合は、大概三人掛の後部席以外の運転席の両側に無理して乗ることになるので、くれぐれも振り落とされないように注意が必要だが。何事も 安く上げるにはリスクが伴うわけだ。

クソッたれサイクルリキシャと別れ、路上で拾ったオートリキシャで ゴードウリャーと言う交差点まで40Rで行く。この先は交通規制になっていて、タクシーやオートリキシャ、バイクは通行止め。あとは歩きだ。

しかし驚いた。駅からこのゴードウリャーまでの町並?のすごさは、そのひとの多さ、 リキシャ、バイクの多さ、建物の古さ、汚さ、破壊度?、クラクションと 排気ガス、埃の多さ・・・

ニューデリーのメインバザールがいかにめかしこんだ街かよくわかった。こりゃあホントに迷子になるわ!(実際になった!)

そんなゴードウリャーからダシャーシュワメードというメインガートまでの通りは、 歩行者天国だがノラ牛天国であり、ノラ犬天国でもある。

周りは土産物や食い物屋、 屋台が建ち並び、自転車やサイクルリクシャがケタタマしくベルを鳴らして突っ込んで 来るし、警察の車がクラクションを鳴らしっぱなしでひとを掻き分けて走っている。

さすが聖地!なんでもアリだ!

そして、ついにバラーナス最大のガート、ダシャーシュワメードに着いた。

何十人もの巡礼者が座っている階段を降りていくと、そこはサリーを着た大勢の巡礼者たちで溢れ返り、その先には母なるガンジス河ガンガーがあった。

不思議な静けさをたたえた景色だった。体がジーンと痺れてきた。



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2020.01.10
インド旅日記・・・「まったく疲れたぜ、インド!!」 2007年1月15日 ヴァーラーナシーへ 
2007年1月14日から25日の12日間を旅した夫さんのインド旅行記です


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※ルシアン記 インドの写真整理をしながら「どう逆立ちしても私にはインドは絶対無理~」と思いました(笑)






15日 ヴァーラーナシー

列車が入って来てなんとか車両を見つけた時には、すでの先客が座っていた。 休暇で故郷のママの処へ帰ると言う若い兵隊さん(私服)とフランス人のバックパッカーのカップル。

インドの鉄道は等級が細かく分かれていて、上はAC1等(エアコン付1等)でマハラジャ級のサービスの特急列車、次がAC2段寝台、AC1等座席、AC3段寝台、AC座席、3段寝台、2等座席だ。

この2等座席は多くの貧しい地元の人が利用するが、一見家畜車両かと(すみません!)思うほど殺風景で板を渡しただけの長いすがあるだけ。予約もないので列車が入るとまるで終戦時の闇物資の列車のようにあふれかえる。

長距離が多いので、寝台車は2段か3段のおカイコ棚になっていて、昼間はイス、夜はベッド に変身する。

まず驚いたのは、イスの下が空間になっていてみんなそこにザックやらスーツケースやらを押し込んで、鎖と錠を何重にも掛けるのだ。なんだ、周りは乗客ではなくて盗人か!

そのうちいろんな人種がやってくる。「チャイ!チャイ!」「チャイ!チャイ!」とちょっと甘ったるくチャイ売りが来る。

チャイとはダスト紅茶にミルクと砂糖をたっぷり入れたインド紅茶だ、ミルクは田舎だとヤギらしく濃厚でうまいとか。これが「カフェ!かふぇ!」って時もある(カフェとはネスカフェ にミルクと砂糖をたっぷり入れたもの)

チャイを汚ったない鍋でグツグツと煮沸かして路上で売っている風景はごくありふれたもので、列車ではやかんの親分みたいので売りに来る。

次はお菓子売り、マンゴーを砂糖煮して固めたようなもの。その次は盲目の歌唄い。なんかよくわからない民謡のような歌を謡いながら車内をやってくる。

フランス人カップル(このフランス人の女の子がカワイイ!!!)とお互い顔を見合わせ目を見張る。 あり得ないよね! なんで列車に歌を歌って稼ぐ盲目の歌手がいるの?

子供が通路をしゃがんで掃除をしながら通り過ぎる。物売りの子供も多い。学校などいけないのは見ればわかる。みな、わずかなお金を得るために深夜まで働いている。

乞食が来た。しゃがみながら自分の足首を手で押しながらのそりのそりとやって来る。 彼は立つことができない。乞食のようなアウトカーストに生まれたり、さらってきた子供を親方が足の腱を切って歩けなくするという。

5体満足では施しをもらえない。施しがもらえなければ乞食として生きていけないからだ。カースト制は職業分離だから、そのカースト以外では生きていけないのだ。

彼は通路から乗客に向かって手を差し出す。俺はどうしたらいいのかわからず呆然とする。可哀相も悲惨も気持ち悪いも、ない。この旅で初めて思考が停止した。

俺やフランス人カップルがフリーズしていると、隣の若い兵隊さんが小銭を渡した。 乞食は受け取るとなにも言わずにまた次の車両へと消えていった。

車掌がディナーの注文に来る。この車両はACなしの3段寝台だから、ディナーはサービスではない(笑)どうするか迷っているとフランス人カップルが頼むので自分も頼むことにした。

インドに来てから食うものはチキンカリーばかりだ。アルミホイルに包まれたナンやライスやカリーはなかなかいけた。いけないのはその後、金を取りに来た車掌が40Rなのに50R渡してもお釣を返さないことだ。

フランス人の男が車掌を非難している。こうやって車掌はツーリストから食事の度に巻き上げているのだろう。

地元のインド人はみんな弁当持参だ。ホームメイドのナンとカリーをバックから出して食べている。 この兵隊さんは俺に「あなたはゲストだから」とパンを奢ってくれた。

途中の駅で兵隊さんが降りるともう寝る時間だ。1月のインドは冷える。 窓の隙間から冷たい風が入る。周りを見ると、みんな毛布持参だ。フランス人カップルは寝袋だった。

コーデュロイの長袖シャツの上にフリースを着る。非常用にと100円ショップで買ったレスキューシートを体に巻く。寒い!インドで震えるとは思わなかった。

薄汚れた窓からホームを見ていると、列車がどこかの駅に着くたびに物売りが窓にやって来る。彼らはお盆のようなものに何やら載せて大声で叫んでいる。そのお盆にはろうそくが灯っている!

インドで懐中電灯なんて見たことがなかった。乾電池なんて消耗品を買う金はないのだ。停電が多く、急に街が真っ暗になってしまい、 ホテルのカウンターにはろうそくが灯っているのも珍しくない。

何を驚くか、停電にろうそくの時代は日本にもあったじゃないか。

インドの列車は飽きない。荷物さえしっかりと固定しておけば、通路に出て昇降ドアのノブを回してドアを開け風を受けながら流れるインドの風景を楽しむこともできる。

駅に止まれば物売りがマンゴーのカットしたのを売りに来る。あり得ないくらいのローテク。 だから大勢のひとが関わってもなんとか生きていられる。ローテクだから競い合っても傷は浅い。

俺はうとうとしながらそんなことを考えていた。


to be continued・・・


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2019.12.27
インド旅日記・・・「まったく疲れたぜ、インド!!」2007年1月15日 ニューデリー観光
2007年1月14日から25日の12日間を旅した夫さんのインド旅行記です


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※ルシアン記 大気汚染の影響でしょうか、霞んでインド門がよく見えません(滝汗)ドームのある公園は歩いてみたい気もしますが・・・






15日 ニューデリー市内観光

ニューデリーは相当広いので歩いて観光することはとても無理。彼は(ルシアン注:オートリクシャの観光案内人)ガンジーの塩の行進のレリーフや大統領府、なんとか言う古いドームのある公園などを案内してくれた。

道々、彼には21歳になる息子がいてコンピュータを勉強していると嬉しそうに語り、家族がいてハッピーだと言った。

旅の中で、多くのインド人たちが家族を大事にし、ゆえにハッピーだと言う言葉を聞いた。物質的な豊かさとは縁のない生活の中で、彼らはゆるぎない価値観を持っていた。と、ここまではいいのだが・・・

「ところで、知り合いの土産物屋があるんだけど寄って行かないか?」「行かない!」「ちょっと見るだけさ!」 「行かない!」このやり取りを20回以上繰り返して、最後はお互い噴出しながら笑いあった。

俺は後ろに乗りながら、笑いながら「行かねぇー」と肩を揉んで言うと、彼も笑いながら「見るだけ!見るだけ!はははっ」

渋滞になると、さっとオートリクシャを降りて、我々を乗せたまま後ろ向きに押し歩き方向を変え、少しでも空いている道を選ぶ。遊んでいる暇などないのだ。 我々を降ろしたらすぐに次の客を拾いたいのだ。

こうやって彼は一日オートリクシャを駆り、少しでも実入りのいい客を拾い、家族を養って来たのだろう。 土産物屋には寄ってやれなかったけど、アンタに会えて良かったよ!

またメインバザールに戻った我々は、夕方の列車の旅に備えて食料を仕入れておくことにした。時間は2時30分。まだ時間があった。彼は、「ひとりでバザールを歩きたいんだけど」と言って来た。

そうだよな、ひとりで心置きなく歩きたいだろうな、きっと。そう思い、すぐそこにある駅の大型看板の下で一時間後に会う約束をして別れた。

俺もなるべく道に迷わないように脇道に入らずにバザールを30分歩き、そこから引き返し、駅前で車内用にリンゴとオレンジを1Kgずつ買って看板の下で彼を待った。

来ない。まずい!道に迷ったか。3時45分。まだ来ない。彼が走って来るんじゃないかと目を凝らすが、現れる様子はない。50分。

インドの鉄道の仕組みは複雑で、ホームに自分が予約した列車番号の紙が張り出されるのでそれを見て車両番号と席番を確認し、列車が来たらドア横に張り出されている紙に自分の名前と席番を確認して乗らなくてはならない。

もし間違えたら他の車両に移れない場合もあるし、何しろそこまで確認するのに時間がかかるのだ。 ましてや初めての経験だから、少なくとも30分は欲しい。そのために1時間前に合流したかったのだ。

さぁどうする!列車を諦めて待つか、30分前にホームに走るか。昼間、このメインバザールで殺されるようなことはないだろう。インドは狡すからいが、重犯罪は少ない。

金を取られたのか、それも考え難いがもしそうなら助けを求めてここに来るだろう。恐らく迷ったのだろう。

4時05分。最後の背伸びをしてバザール方面を見て、ホームに走った。がんばれよ、Y!列車が出発するまでの間、汗まみれの彼が飛び込んで来ることを期待したが、彼は来なかった。


to be continued・・・


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